日時:2021年4月26日(月)18:00?19:30
Zoomウェビナーでのオンライン開催(一般公開?参加費無料)
*ウェビナーでの申込み情報については、近日中に掲載します。事前申し込みが必要です。
講師:平田栄一朗(慶應義塾大学文学部教授)
内容: 演出家の社会的意義は共生社会の幕開けと密接に関わっています。ヨーロッパ演劇界に著名な演出家が登場し始めた19世紀末から20世紀初頭は、多様な人々が共に暮らす大衆社会が出現し、電信電話などのメディアコミュニケーション時代が到来し、肉眼では見えないものを映し出すレントゲン技術が発明された時代でした。現実世界が多様化?複雑化したことに的確に応えるべくして、演劇界でも演出家という職分が必要になりました。演出家はまた19世紀末に始まった映画と同様、俳優との共同作業を行う点において映画監督と似ていますが、いくつかの点において大きく異なるところがあります。本セミナーではヨーロッパ演劇史を踏まえながら、舞台芸術における演出の必要性と意義について解説します。
主催:東京外国語大学 総合文化研究所
共催:東京外国語大学 語劇支援室
問い合わせ先:沼野恭子 nukyoko@tufs.ac.jp
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