日本研究の若手研究者派遣事業、報告会を実施
2020.08.05 掲載
2020年7月1日(水)、2019年度若手研究者派遣事業報告会をオンラインで開催しました。
「若手研究者派遣事業」とは、大学院博士後期課程の大学院生を含む若手の日本研究者を国内外の教育研究機関や学会に派遣し、国内外の卓越した日本学研究機関?研究者間のネットワークを構築する事業のことで、2015年度からはじまりました。
この報告会では、2019年度に派遣した日本研究の大学院生9名が、派遣先でおこなったことや現地で得られたことなどを発表しました。具体的には、日本語教育や日本語学の諸問題、日本とアジアに渉る、社会運動と差別の問題など、興味深い発表がなされました。
新型コロナウイルス感染対策のために、初めてオンラインによる報告会となりましたが、本学の特別研究員が務めた司会進行もスムーズに行われ、大学院生主体の積極的な報告会となりました。川村大 大学院国際日本学研究院長から、今後の学会発表や博士論文の執筆にも活かせる貴重な場として、今後も事業の継続?発展を目指したいとの挨拶で閉会となりました。