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寺下瑞葉

COILの授業でのディスカッション体験が現地でも活かせた

日本では主にレクチャー型の授業を受けていたが、COILの授業での活発なディスカッションを通して、留学前に日本とアメリカの授業スタイルのギャップを理解することができた。また、他の参加学生が各々意見をもち積極的に発信していた姿に刺激を受けた。自分なりの意見をまとめて英語で伝えられるようになることが自身の課題であると気付くことができた。留学中は、以前から興味のあった宗教社会学の授業を主に履修した。アメリカで広く信仰されているキリスト教やユダヤ教への理解が深まると共に、仏教や儒教といったなじみのある東アジアの宗教をアメリカ人の視点から学ぶことができて新鮮だった。クラスに日本人がいなかったため「日本はどうか」と意見を求められることもあった。日本やアジアについて考え直す機会となると共に、自分の考えを英語で共有する練習にもなった。「アメリカの授業ではディスカッションが多い」という認識は持っていたものの、COILのプログラムで留学前に実際に体験することで、求められる発言量などの具体的なイメージをもって現地の授業に参加することができた。

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