日本語の類型
- 刊行
- 著者等
- 風間伸次郎
- 出版社
- 三省堂
内容の紹介
アルタイ諸言語の第一人者である著者が、チュルク語?モンゴル語?ツングース語のアルタイ諸言語と、及び朝鮮語、ニブフ語、日本語を合わせた「アルタイ型言語」の広汎な対照研究の集大成としての論文集。全21章にわたり、さまざまな対象、さまざまな視点から日本語と日本語以外のアルタイ型言語の対照を試み、かつ日本語の諸方言や古文にも目配りをすることで、日本語の類型のみならず、その成立過程についての考察も含む。言語を全体が連動したひとつの共時的なシステムととらえ、その全体の連動に「類型」を見いだすべく、全体像を把握するさまざまな角度からの考察を行う。日本人の起源を探る学術プロジェクト(通称「ヤポネシアゲノム」)言語班のメンバーでもある著者の重要な論考。
著者のコメント
風間伸次郎(大学院総合国際学研究院/教授)
https://dictionary.sanseido-pu bl.co.jp/dict/ssd36504 を見ていただけると丁寧な紹介があります。