TUFSフードパントリーで学生を支援
2020.07.15
2020年7月10日(金)に、府中キャンパスにおいて、在学生を対象に、TUFSフードパントリー(食品などの無料配布)を実施しました。
本事業は、5月31日に府中市内で開催されたフードパントリーに多くの在学生が参加したことがわかり、そのことを踏まえ、大学で初めて実施されたものです。
実施に先立ち、アンケート調査を行ったところ、165名の学生から参加を希望する旨の回答があり、その中には、「食事回数を減らしている」、「来月の生計が回らないかもしれない」、「次の収入まで食費が持つか分からない」、「お金の滞納がある」、と新型コロナウイルスの影響で食事などの生活面においても困っている学生が多数いることがわかりました。
食料は、教職員個人からの持ち寄りの他、本学生活協同組合、本学学生後援会、本学留学生支援の会、東京外語会、JAマインズからのご協力により実施されました。
また、フードバンク府中からは、フードパントリー実施に関する詳細な指導、前日準備、当日実施への協力がありました。加えて、今年度の春学期の学部開講「基礎リテラシー」でも授業講演を担当していただいた府中市消費生活センターからは、生活相談としての窓口として情報提供、グッズなどの提供がありました。
当日は、キャンパス内の国際交流会館や近隣に住む100名を超える学生が参加し、お米やお袋いっぱいの食べ物のセットを持ち帰りました。
参加学生からは、「多くの食糧支援に本当に感謝している。感染拡大の状況に不安もありますが、みなさんのあたたかなご支援に、自分も頑張ろうと思えた」「コロナの影響でアルバイトが減るなどし収入の減った学生が多い中、このようなイベントを開いてくださったことには感謝している」「オンラインになり毎日三食作るのが大変。食費も増えてしまう。秋学期もオンラインが多いのでこのまま食費が増えたままの状態が続くと思うと心配している」などのコメントが寄せられました。