日本人強制収容の歴史をテーマに講演会を開催

2024.11.01

2024年10月29日(火)、東京外語会(本学同窓会)との共催により、シャーリー?ヒグチ氏をお迎えして特別講演会を開催しました。ヒグチ氏は米国ハートマウンテン?ワイオミング財団の理事長であり、弁護士としても活躍中です。

篠原琢副学長が開会の挨拶を行った後、ヒグチ氏が「第2次世界大戦中の日系アメリカ人らの強制収容を語り継ぐことがなぜ重要なのか―母セツコが秘密にした壮絶な歴史」と題して講演を行いました。ヒグチ氏は、日系アメリカ人の強制収容の歴史について語り、その経験を次世代に伝える重要性について協調しました。続いて、本学卒業生で共同通信社前ワシントン支局次長の大塚圭一郎氏が「アメリカの日系人強制収容を報じて伝えたかったこと―ドナルド?トランプ前大統領の復帰可能性に潜む不安」と題して、さらに、本学卒業生で日本ブラジル中央協会常務理事の岸和田仁氏が「大戦中の日系人迫害~ペルーとブラジルにおける歴史的事実」と題して講演を行いました。

その後、篠原副学長をモデレーターとして、ヒグチ氏、岸和田氏、大塚氏をパネリストとしたパネルディスカッションと質疑応答が行われました。最後に、東京外語会副理事長?事業委員長の川上直久氏が閉会の挨拶を行いました。

ヒグチ氏の日本語通訳は、本学大学院日英通訳?翻訳実践プログラムの学生が通訳実習として担当しました。後日、通訳実習レポートにて報告予定です。



ヒグチ氏による講演
パネルディスカッション
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