開催概要
講師: 東 博史 氏 (前駐ポルトガル大使)
場所: 東京外国語大学学内
主催: 社会?国際貢献情報センター
開催日
2018年10月24日(水)16:00
概要/内容
ポルトガルは、最近、観光面で注目をあびることが比較的多くなっている。しかし、最初に日本と接触したヨーロッパの国でありながら、現在の日本の国際関係において大きな地位を占めていないのもポルトガルである。
講演では、このようなポルトガルと日本との関係を取り上げた。特に、近年の両国関係に着目し、2014年安倍総理の訪問を取り巻く状況、ポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)への日本のオブザーバー加盟等が強調しつつ、政治、経済、文化等幅広い局面から両国間関係に新たな地平が開かれていることを紹介した。
最近までポルトガルに勤務した大使が、新たな目でポルトガルをとらえていた。同国に駐在した大使ならではの講演という貴重な機会であった。
なお、今回は、ポルトガル語を学ぶ学生のアクティブ?ラーニングの一環として実施されたこともあり、学生が多く参加した。