2016年度 活動日誌

3月 活動日誌

2017年3月
GJOコーディネーター 十亀 侑子

基本的に、トルクメニスタンでは学生たちが様々な行事に参加することが非常に多いです。「ボランティア」の定義も私たちのものとは全く違います。「ボランティアというのはね、自分の意志で…」などと当初言っていた私も、こちらの「ボランティア」の定義に慣れました。トルクメン英語で行事のことをsocial eventとIUHD (International University for the Humanities and Development)の先生や学生たちは呼んでいます。トルクメン語では??reと言い、「アクティビティ」と辞書(Peace Corps turkmenistan編著「Turkmen-English English-Turkmen dictionary」)では翻訳されています。「トルクメン英語」という表現が適切であるかどうかはわかりません。しかし、「イギリス英語」「アメリカ英語」「オーストラリア英語」「シンガポール英語」「フィリピン英語」と、英語にバラエティがあるように、私はこちらで独特に使われる英語の表現を「トルクメン英語」と呼んでもいいのではないかと思っています。もちろん、こちらの人に悪く思われてはいけないので、心の中でしかそのように呼びません。

日本語を勉強していない学生は私を「Yuko teacher」と呼びます。トルクメン語には日本語の「先生」と使い方が同じ「mugallym」という単語があります。職業名でもあり、先生を呼ぶ時に用いる敬称でもあります。食堂はcanteenで、体育館はSport complexで、寮はhostelと言います。学長をpresidentと呼ぶと話が混乱します。Rectorです。そしてfacultyとdepartmentの両方が存在するので、初めのころはどちらがより高いレベルの組織なのか、何がどちらに含まれるのか、謎でした。私の所属は、Department of Social Science のFaculty of International Law and International RelationsのInternational Law Departmentです。最後のdepartmentはmajor、つまり全てを私なりに訳してみると「社会科学部、国際法?国際関係学科、国際法専攻」となります。このように、私たちは同じ「英語」という言語を共通語としてコミュニケーションをとっていますが、トルクメニスタン独自の英語使用法があります。

それはさておき、後期が始まって2か月が経ちました。昨年9月からの5か月間で色々と学んだので、今学期は先学期より上手くやれているように思います。4月で滞在8か月目となります。

先学期は英語の苦手