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研究成果公開

報告集

・2016年度科研成果報告集
『グローバル化時代の地域研究―ナイジェリアの地域紛争を事例に考える―』
(シンポジウム記録「アフリカの紛争を地域からみる」2016年6月11日 東京外国語大学)

・2016年度科研成果報告集
『近現代中央アジアにおけるイスラームの展開』
(シンポジウム記録「中央アジア地域研究の地平をひらく」2016年12月10日 東京外国語大学)

・2017年度科研成果報告集
『ベンガル地域研究の基本視座を求めて』
(シンポジウム記録「南アジアにおけるベンガルを問う」2017年5月13日 東京外国語大学)

『クァドランテ』特集記事

・『クァドランテ』第18号(2016年3月発行)

特集「書評コロキウム」
特集「書評コロキウム」:波平恒男著『近代東アジア史のなかの琉球併合』 中野敏男
書評 波平恒男著『近代東アジア史のなかの琉球併合―中華世界秩序から植民地帝国日本へ』(岩波書店、2014年6月刊) 康成銀
波平恒男『近代東アジア史のなかの琉球併合』を読んで 高江州昌哉
書評:波平恒男『近代東アジア史のなかの琉球併合−中華世界秩序から植民地帝国日本へ』―比較から東アジア史を見直す― 権赫泰
著者からの応答 波平恒男

・『クァドランテ』第19号(2017年3月発行)

特集2「書評コロキウム」
駒込武「世界史のなかの台湾植民地支配―台南長老教中学校からの視座」
米谷匡史
史学史、あるいは歴史学の同時代史の観点から読む 戸邉秀明
生命在焉―駒込武著『世界史のなかの台湾植民地支配』を文弱の徒が読んでみる、ならば― 三原芳秋
駒込史学が広げる間帝国的な視座の可能性 水谷智
台湾史研究からの考察 清水美里
「帝国のはざま」を思考すること―書評への応答―
※原稿提出の時期をめぐる事情により、駒込氏のリプライは、三原氏、水谷氏、清水氏の書評に対するものとなっています。(編集委員会)
駒込武

・『クァドランテ』第20号(2018年3月発行)

特集1「書評コロキアム」:高野麻子著『指紋と近代』
指紋管理技術の帝国間連鎖とそのアクチュアリティ―高野麻子著『指紋と近代』をめぐって― 李孝徳
指紋法を植民地主義と冷戦のなかに位置づけるということ 板垣竜太
「不良分子」の指紋と「朝鮮人」の位置づけから―高野麻子著『指紋と近代』を手がかりに― 高榮蘭
高野麻子著『指紋と近代 移動する身体の管理と統治の技法』をめぐって―「非琉球人」管理体制における指紋法の視点から― 土井智義
「指紋」という視座の持つ可能性 ―書評への応答― 高野麻子
特集2「書評コロキアム」:金哲著、渡辺直紀訳『植民地の腹話術師たち』
抵抗の礫を受け留める ―金哲著『植民地の腹話術師たち』の邦訳を刊行して―
渡辺直紀
金哲著『植民地の腹話術師たち』を読む 波田野節子
金哲著、渡辺直紀訳『植民地の腹話術師たち』のために 五味渕典嗣
近代/植民地朝鮮の言語空間に生じるダイナミズム 柳忠熙
金哲著、渡辺直紀訳『植民地の腹話術師たち』書評会傍聴記 逆井聡人
「天地到処有我師」 ―『植民地の腹話術者たち』、その前後― 金哲

・『クァドランテ』第21号(2019年3月発行)

特集1「書評コロキアム」:「群島」という現場―帝国・主権・グローバリゼーション―
日本における島嶼研究の系譜から石原俊の小笠原群島研究を考える 高江洲昌哉
不可視化されたミクロネシアの〈要石〉と〈捨て石〉―石原俊の群島研究をめぐって― 長島怜央
アメリカの影の下の共有された歴史―小笠原、フィリピン、日本― 芹澤隆道
周縁性、語りとカテゴリー、そして搾取しない「学知」をめぐって 山内由理子
「群島」からの帝国・総力戦・冷戦の再定位―研究履歴への自己言及と書評への応答― 石原俊
特集2「ワークショップ報告」:在沖奄美の人びとの歴史―「非琉球人」管理体制の視点から―
奄美返還時の「在沖奄美人」の地位問題と「非琉球人」管理体制をめぐる考察 土井智義
「どこからも救いの手がさしのべられない」沖縄を生きること―沖縄で難民となることを余儀なくされた朝鮮人をめぐって― 君島朋幸
大城立裕『一号線』から「非琉球人」管理をめぐる法の条線を読み辿る 藤本秀平
他者化された者たちの交差 ―源静夫「焼土の女」の女性たち― 佐久本佳奈
特集3「シンポジウム報告」:ポスト・ファクト時代におけるグローバル・リコンシリエーションの行方
イントロダクション:ポスト・ファクト時代におけるグローバル・リコンシリエーションの行方
山内由理子
分断社会における排外主義と多文化共生―日本とオーストラリアを中心に― 塩原良和
Crossingする花弁―エスノグラフィとReconciliations― 飯嶋秀治
ファクトとフィクションを行き来する身体―『ジャック・チャールズvs王冠』― 佐和田敬司
特集4「統治の実践と植民地―フランス領フランス島(現モーリシャス島)とイタリア領アビシニア(現エチオピア)の事例を通じて―」
解題 芹生尚子・小田原琳
フランス島ポール=ルイにおける警察署(1767〜1789年)―パリの警察モデルは植民地の島にどのように適用されたか― カトリーヌ・ドニ(翻訳 正本忍)
Colonial Visual Culture and the Practice of Human Display in 19th Century Italy Carmen Belmonte