海外事情研究所 2014年の活動
シンポジウム 《文化と記憶のポリティックス》 (2014.12.23)
科研「近現代世界の自画像形成に作用する《集合的記憶》の学際的記憶」ほか主催
日時:2014年12月23日(火) 13時~
場所:東京外国語大学 海外事情研究所(研究講義棟4階427号室)
第一セッション
「冷戦文化と沖縄―『琉大文学』復刊を通じて想起する50年代」
司会 鳥羽耕史(早稲田大学)
報告者 我部聖(沖縄大学)、川口隆行(広島大学)
コメンテーター 戸邉秀明(東京経済大学)
第二セッション(ラウンドテーブル)
「「戦後70年」という課題と記憶のポリティクスの現段階」
司会 岩崎稔(東京外国語大学)
成田龍一(日本女子大学)、石井弓(東京大学)、長志珠絵(神戸大学)、石原俊(明治学院大学)
《文化と記憶のポリティックス》書評コロキウム (2014.12.22)
科研「近現代世界の自画像形成に作用する《集合的記憶》の学際的記憶」ほか主催
「アメリカにおける日本思想史研究の二つの試みから―酒井直樹、平野克弥を読む」
日時:2014年12月22日(月) 13時~
場所:東京外国語大学 海外事情研究所(研究講義棟4階427号室)
課題本:
?The Politics of Culture: Around the Work of Naoki Sakai (Routledge/ Leiden
Series in Modern East Asian Politics and History)
?The Politics of Dialogic Imagination
コメンテーター:坪井秀人、葛西弘隆、本橋哲也
リプライ:酒井直樹、平野克弥
海外事情研究所 所員報告会 (2014.10.29-12.17)
いずれも、研究講義棟4階 427号室 海外事情研究所にて
申し込み不要 昼食持ち込み可
2014年10月29日(水)11:40-12:30
伊東剛史 「ロンドン動物園とヴィクトリア時代の消費文化」
11月5日(水)11:40-12:30
小田原琳 「近代イタリア史における南部問題のパースペクティヴ」
11月26日(水)11:40-12:30
加藤美帆 「戦後『長期欠席者問題』の再検討」
12月3日(水)
宮地隆廣 「民主化論における『腐ったドア』仮説の検証に向けて」
12月10日(水)
巽由樹子 「近代ロシアの商業出版」
12月17日(水)
福嶋千穂 「近世ポーランド?リトアニアの宗派的状況」
クアドランテ書評会 (2014.10.8-10.31)
いずれも、研究講義棟4階 427号室 海外事情研究所にて
どなたでもご参加いただけます! 申し込み不要
2014年10月8日(水) 11:40-12:40
秋元悠
Andrew Neal "Exceptionalism and the Politics of Counter-Terrorism"
―カール?シュミットに抗するということ(仮題)
10月22日(水) 11:40-12:40
イリナ?グリンシタイン
"Students' Food Consumption Patterns"
10月22日(水) 12:40-13:40
イザベル?ファスベンダー
日本社会における「女性の身体の管理」と「性に関する権利」
―荻野美穂『女のからだ―フェミニズム以後』(2014)を読む―
10月22日(水)13:40-14:40
内川隆文
戦間期日本における政党内閣制の展開
―『政党内閣制の展開と崩壊 一九二七~三六年』を読む
10月24日(金)16:00-17:00
トフタミルザエヴァ?マシフラホン
小松久男『激動の中のイスラーム―中央アジア近現代史―』を読んで
10月29日(水)12:40-13:40
立林奈々子
アメリカニズムと現代アメリカの階級
―中野耕太郎『戦争のるつぼ』を読む―
10月29日(水)16時~
岡崎龍
ヘーゲル『精神現象学』における批判の問題
―ウィリアム?ブリストウ『ヘーゲルと哲学的批判の変換』を読む―
10月31日(金)16時~
石丸敦子
ロシアにおける未来に向けたノスタルジーについてのカルチュラル?スタディーズ
―スヴェトラーナ?ボイム著『ノスタルジーの未来』を読んで―
橋爪大輝
政治概念を国家概念から解放するために
―フォルラート『<政治的なもの>とはなにか』を読む―
石見舟
ランシエール『解放された観客』
―演劇論としての可能性
2014 (平成26) 年度 東京外国語大学 世界史セミナー (2014.7.29-30)
2014年度世界史セミナー ―世界史の最前線 VI―
海外事情研究所主催?高大連携事業
対象:高等学校、予備校の世界史担当教員
2014年7月29日(火)~30日(水)
東京外国語大学府中キャンパス 研究講義棟 227号室(予定)
プログラム
1日目:
「聖人崇敬から見た中世ヨーロッパ―大天使ミカエル崇敬を中心に」(千葉敏之)
「風刺画から見る20世紀初頭の世界」(小松久男)
「モンロー宣言と戦争を終わらせる戦争」(金井光太朗)
「伝単からラオス内戦をみる」」(菊池陽子)
2日目:
「南大西洋の世界:ロビンソン?クルーソーの航海再考」(鈴木茂)
「「アラブの春」における希望と苦悩」(名誉教授?藤田進)
「時代のなかの農業史研究―『農本主義』を手がかりに」(野本京子)
詳しくは、こちらをご覧ください。
科研「地域研究に基づく「世界史」教育の実践的研究」第一回研究会 (2014.6.28)
日時:2014年6月28日(土)14:00~17:00
場所:東京外国語大学本郷サテライト3階セミナー室
報告者:油井大三郎氏(東京女子大学)
「グローバル化時代の歴史教育―用語の暗記中心型から思考力育成型への転換―」
コメンテーター:(50音順)
加藤誠一郎氏(宮城県富谷高等学校)
小島昌吾氏(鹿児島県立鶴丸高等学校)
松本通孝氏(元?青山学院高等部、立正大学講師)
<特別講演会>記憶とナショナリズム (2014.6.20)
東部ウクライナ事態の起源
日時:2014年6月20日(金) 17:30 - 19:30
場所:海外事情研究所(研究講義棟427号室)
講演者: パク?ノジャ(オスロ大学)
「ヨーロッパにおける『日本』像の形成と集合的記憶」講演会 (2014.4.21)
講演: 「明治期における『日本史』の表象」
講師:ピエール-フランソワ?スイリ (ジュネーヴ大学)
日時:4月21日(月) 17:30~
場所:海外事情研究所 427会議室
主催:近現代世界の自画像形成に作用する《集合的記憶》の学際的研究/東京外国語大学 海外事情研究所
国際シンポジウム カタルーニャを多元的に考える (2014.3.20)
カタルーニャを多元的に考える ―独立をめぐる想像力とリアリティ
日時:3月20日(木)13:00~
場所:東京外国語大学 研究講義棟 115教室
プログラム
挨拶 立石博高(東京外国語大学長)、アルベル?ロヨ(カタルーニャ公共外交評議会事務局長)
基調講演
「問題としてのカタルーニャ」 樺山紘一(印刷博物館館長)
「21世紀における国家システム:変革の視座」 エステル?バルベ(バルセロナ自治大学教授)
第一部 《独立の想像力、政治の構想力》
モデレーター 岩崎稔(東京外国語大学国際社会学部長)
「作家たちはバルセロナをめざす」 柳原孝敦(東京大学准教授)
「Fictionのなかの独立/井上ひさし『吉里吉里国』の政治学」 成田龍一(日本女子大学教授)
第二部 《国民国家とそこに包摂された諸民族体 (ナショナリティーズ)》
モデレーター 篠原琢(東京外国語大学教授)
「カタルーニャ?ナショナリズムとその歴史的背景」 八嶋由香利(慶應義塾大学教授)
「近年のカタルーニャ自決運動―その起源と背景」 ジュスト?カスティーリョ?イグレシアス(大阪大学大学院)
コメンテーター/スコットランド研究の立場から 富田理恵(東海学院大学准教授) /カタルーニャ研究の専門家として 奥野良知(愛知県立大学准教授)
結びの言葉 ユク?ロペス?ビダル(カタルーニャ放送大学准教授)
通訳付き/ノートテイク有り
海外事情研究所 書評会 (2014.2.19)
日時:2月19日(水)12時~13時
場所:海外事情研究所(研究講義棟427)
蒋廷黻(著)、佐藤 公彦(翻訳)『中国近代史』(東京外国語大学出版会、2012年)
評者:野本京子